2010年7月11日日曜日

宗教観と2大政党制?

今日は参議院選挙でした。
参議院は衆議院ほどではないですが、昔よりも選挙区が狭くなっているために定員1人や2人の選挙区がほとんどです。
衆議院はご存知のとおり小選挙区制になったために、1人だけです。
当然ながら、一党独裁になるのは必至な制度であり、また一党独裁を目論んだ方が「政治改革」の名の元に導入したものです。
しかし、なかなか一党独裁が長続きしませんね。
もういい加減、こんな制度は日本にはあわないことに気が付くべきでしょう。
昨日私はある神社に参拝に行く時に、すぐ近くにある宗教にも参拝してきました。
日本はこれがアリです。もちろん寺にも行くし、葬儀が仏式でも参列します。
政党についても同様に、共産党(社民、その他)は嫌いだけどあってもいいでしょ、って思ってる人が多いのではないでしょうか。むしろ、2大政党以外の政党を禁じることにほとんどの人が反対するでしょう。
日本は個性を大事にしますから、いろいろな考えの人が存在することに違和感がありません。
しかしキリスト教などはそうはいきません。
彼らの考えは1つのものに絶対服従であり、自由な考えや、中途半端なことは認めません。
会社にクリスチャンの新人がいますが、毎年恒例の年初の初詣も一人だけ拒否しました。
会社の付き合いだから、とか一切だめなんです。
神か悪魔か、その選別だけなんですね。
こういう人たちには2大政党はあってると思います。
しかし日本の文化はそうじゃない。
いろんな考え方の人が互いに理解して妥協して進めていくことで、ほとんどの人が納得できる道を歩くことができます。
これを神か悪魔かという決め方をしたら、悪魔にされてしまった人は見捨てられますし、神になった人は何でもやりたい放題になってしまいます。
こういう国はたくさんありますが、国民が幸せには思えません。
なんでも外国の制度が優れているわけではありません。
日本には日本にあった制度でいいと思います。