2009年6月27日土曜日

求職者の状況を子供の進路説明会で思う

今日は長女の高校で進路説明会がありました。
最近は推薦入学が半数以上を占めていて、この高校では80%以上が推薦だそうです。

今、会社で求人していて思うのですが、勉強することと学歴の大切さを痛感します。
延べ100人くらいの応募希望があるのですが、一流大学の人はまったくいません。
2流大学クラスだと当社に応募せざるを得ない方もいて、ほとんどが3流大学です。
専門学校を履歴に書かれている方は、かなりの割合で中退しており、卒業されていても全く学校と異なる仕事についているのが目立ちます。
専門学校=手に職をつけて安定した就職、と説明会で言っていましたが、現実はかなり違うようです。
高卒の方の話をきくと、まったく仕事がないそうです。

私の感じでは、この経済情勢、少子化の中では、
3流大学が一昔前の専門学校卒、短大は高卒、高卒は中卒のような扱いに思えます。

手に職をつけて安定した将来、というのを期待されるお母様がたもいらっしゃるようですが、大学を出ても手に職をつけられますし、高校生の子供に将来の天職を決められるわけはなく、結局子供の将来を壊す結果になります。
私も25歳を過ぎてからようやく自分のやりたいことや夢が見え始めてきました。
無理に子供の将来を早い段階で狭める進路は取らないほうがいいと思います。
大学を出ていれば、将来自分の生き方が見えたときに舵を切ることができますが、専門学校や高卒では自分の生きたい道のほとんどが閉ざされていて、行きたい方向にいけません。
子供のためを思うなら、一般の大学に頑張って行かせるべきだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿